2014年8月17日日曜日

妊娠中に先天異常とダウン症診断の必要性を考える

うちもようやく妊娠4か月目に入り、妻の悪阻も収まってきて普通の生活が送れるように戻ってきました。エコーでも子宮内で寝ころぶ胎児の元気な様子が見え、心音も聞こえてまずは一安心しているところです。
さて、我々夫妻もどちらかと言えば高齢ですから、妊娠がわかってから子供が五体満足で生まれて欲しく、先天異常のような障害を持って生まれないためには妊娠中に何に気を付けたら良いのか?日々、考えています。

一般的に高齢出産ではダウン症を判別するために出生前診断を受ける夫婦が目立ちますが、そもそも日本では、ダウン症を含めた先天異常を伴った障害児が生まれる確率が、3~5%もあるのです。
これは数字の通り、100人中95~97人は正常だが、3~5人には何らかの先天異常、障害が出る、という事で、妊娠して出産を控える夫婦には数字の上ではあまり嬉しくないものです。

この先天性異常率3~5%の中には、ダウン症も含まれるのですがこうした先天異常を多い順に並べると以下のようになります。

■--1万児に占める先天異常の割合--■
1位 心室中隔欠損 17.4人 (しんしつちゅうかくけっそん)
2位 口唇口蓋裂 12.3人 (こうしんこうがいれつ)
3位 ダウン症 9.6人 
4位 多指症 8.1人 (たししょう)
5位 水頭症 7.4人 (すいとうしょう)
※日本産婦人科医会―横浜市大国際先天異常モニタリングセンターより(1997~ 2005年)
■-------------------------------■

ここでは上位5位までを並べてみましたが、これ以外にも大小合わせると先天異常は数十はあるようです。このように色々な先天異常があることを知ると、決してダウン症だけを気にすれば良いのではなく、それ以外の先天異常と同列に考えなければならないような気がしますが、何故ダウン症だけに目が向けられるのでしょうか?
その理由について考えてみました。

まず、1位の心室中隔欠損ですが、これは自然治癒や手術によって治りますし、2位の口唇口蓋裂も初めて目にしたときは見た目の奇異さからショックを受けるでしょうが、これも手術である程度まで綺麗に治るようです。
また、4位の多指症は指が通常の5本より多く出てしまうものですが、こちらも手術で切り落とすことで治ります。5位の水頭症は髄液が頭の中に溜まり脳を圧迫することで様々な障害に繋がりやすいものですが、症状が軽ければ問題なく生活ができるようですし、手術で症状の軽減も可能なようです。いずれも妊娠中のエコー診断である程度までは判別できるようになっています。

こうしてみるとダウン症以外の先天異常は、手術などである程度まで見た目の異質さ、及び他の障害への影響を軽減させることが可能であるが、ダウン症だけは子供が一人で社会生活ができるまでに人為的に回復させることが不可能、だからこそダウン症だけは妊娠中の出生前診断の形で出産有無を判断したい、そういう理由があるのだろう、倫理的な部分は置いておいて、そう考えられます。

先月の記事「高齢出産のリスク、子供の障害やダウン症を考える」で、私は高齢父親の持つリスク(社会性の壁)を考えると、出生前診断でダウン症を事前に知ることは意味があるのだろうか?と疑問を持ったものの、他の先天異常を含めて考えると、必ずしも意味が無いものではないことがわかりました。

今回はダウン症についての見方を変え、その他の先天異常との差を考えてみましたが、社会的にも高齢出産が増える中で、我々は障害に対してどのように向き合っていけば良いのだろうか?と改めて考えるいい機会になっています。

余談ですが、あの豊臣秀吉も多指症だったそうですね。昔から一定の割合で先天異常は存在していたようです。現代は薬害やウィルスなどにより先天異常の割合がもっと増えているのかもしれませんが、そうした障害を受け入れる社会をどのように作っていくか、これも健常者含めて社会参加している皆が考えて行くべき課題だと思います。

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