2014年7月18日金曜日

高齢出産のリスク、子供の障害やダウン症を考える

上図は独立行政法人「科学技術振興機構」さまより拝借

先月の記事に書いたように、今回、私たち夫婦も無事に妊娠にこぎつけたばかりではありますが、今日はこうした高齢出産夫妻の子供にかかるリスクについて考えます。
ポイントは、ダウン症などの出生前診断をやる意味ってあるのだろうか?ということです。

今回、精子について色々調べるうちにわかったこと。それは精子にDNA損傷がある場合は、流産の確率も上がってしまう、ということでした。

一般論として、流産の原因は「女性の老化した卵子で染色体異常が起きること」と言われていますが、これは染色体異常により卵子の正常な発育は望めなくなるため、細胞自身が自殺する、自然淘汰が起きているものと考えられています。
いわゆるアポトーシス(細胞の死に方の一つ)ですから、それには逆らえないのですが、これは単に女性側に起因する問題でも無いんです。



というのも、男性の精子にもDNA損傷が一定の割合で存在していて、これが原因となる流産もあるそうなんです。世間一般的に、流産の原因は女性側の卵子の老化によるもの、と最近では思われていますが、男性側にも問題があったんですね。

しかも、受精後に卵子の力で、精子のDNA損傷を修復できる場合もあるようで、卵子って凄い力を秘めてます。男性は女性に感謝して生きなきゃなりません。
そんな男性のダメな部分を補ってくれる卵子も、精子のDNA損傷が一カ所だけの修復ならできるようですが、修復箇所が複数になると難しいそうです。
この場合は男性側の精子DNA損傷が原因の流産、という結果になるのでしょう。

そして、ここからがポイント。
精子のDNA損傷は、高齢になればなるほど確率が上がり、40歳を超えると多くなってくる、例えば20歳の若者と比べると40歳で5~6倍のDNA損傷率が上がる。

更に高齢の父親から産まれてくる子供には、自閉症や統合失調症が多いとの調査結果もあり例え、流産せずにこの世に生を受けても、「社会性」という生き抜いていく上での壁が待っているともいえるわけです。

こうして高齢出産の事実を知ってしまうと・・・、

今は卵子の老化に焦点を当てて、ダウン症の子供を産むかどうかの判断材料となる「出生前診断」を行う30代、40代の夫婦も増えていますが、高齢父親の持つリスク(社会性の壁)を考えずに、単に「出生前診断」の検査結果によって産む、産まないと判断することに果たしてどれだけの意味があるんでしょうか?

ダウン症の子はよく、天使に例えられますが、統合失調症まで行くと正反対の悪魔とまでは言わないものの、どちらが愛情を持って育て続けられると思いますか?

私は断然、前者のダウン症の子です。統合失調症は特に親族にいたならば本当に大変です。状況が悪ければ犯罪に走る可能性すらありますし、恐らく小学校高学年あたりから、遅くとも中学生くらいからはその傾向がはっきりしてきて、家族関係もギクシャクしがちです。

私もどちらかと言えば高齢の父親に区分けされてしまうので、こんな記事を書きながらも、全ての状況を受け入れて生きていく覚悟でいますが、世間一般的にこうした意識が浸透していないのは残念ではあります。

と、ここまで高齢出産に関するネガティブな事ばかり書いてしまいましたが、必ずしも悪いことばかりではありません。高齢の父親から産まれてくる子供は、染色体のテロメア、即ち細胞の寿命が長く、長生きをするという研究結果もあるそうですし、DNA損傷はDNAの突然変異とも言えますから、人類にとっては必要な変化に携わっている、と考えることもできるようですよ。

うん、かなり無理矢理感もあるけど、前向きに締めくくれた。

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