2014年5月19日月曜日

私達は何歳まで働くのか?年金75歳支給を考える

先日、NHKの日曜討論で田村厚生労働大臣が、年金制度の支給開始繰り下げについて言及したそうで、寿命を考えると「やっぱり年金はもらえないのか・・・」と直感的に寂しさを感じたのと同時に、ふと、私はいつまで働くのだろうか?と考えてしまいました。

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2014年5月11日 NHK日曜討論
年金支給開始繰り下げ検討「選択制で75歳程度まで」

田村厚生労働大臣は、NHKの「日曜討論」で、高齢者の働き方が多様化していることを踏まえ、現在、個人の選択で公的年金の支給開始年齢を70歳まで繰り下げられる制度について、75歳程度まで広げられないか検討する考えを示しました。

公的年金の支給開始年齢は、国民年金では原則65歳ですが、個人の選択で支給開始年齢を70歳までの範囲で繰り下げた場合、1か月当たりの支給額が増える仕組みがあります。
これについて田村厚生労働大臣は、「自分がいつまで働けるか、状況を見ながら支給開始年齢を選ぶことは、自分の意思でできる。今も70歳までは選択できるが、これを例えば75歳まで選択制で広げる提案が与党から出されていて、一つの提案だと認識している」と述べ、高齢者の働き方が多様化していることを踏まえ、公的年金の支給開始年齢の範囲を75歳程度まで広げられないか検討する考えを示しました。

また田村大臣は、現在60歳までとなっている国民年金の保険料の納付期間を延長するかどうかについて、「基礎年金の財源には税金が2分の1入っている。納付期間を延長すると、財政上の手当てをしないといけないなどの問題がある」と述べ、慎重な考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140511/k10014361721000.html
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現在の年金は、65歳支給開始を70歳まで繰り下げることができ、その分、もらえる額が大きくなる(逆に65歳支給開始だと額が少ない)のですが、今回はその繰り下げを75歳まで繰り下げることが可能となる、というものです。

政府としては、「働ける人は働いて、年金をもらわなくて良いような生活をしてください」とメッセージを送っているのでしょうが、実質的には、「年金は皆さん全員に上げるほど無いので諦められる人は諦めて働いて生活費は何とかしてください」、ということでしょう。

2013年に発表された日本人の平均寿命は、男性79.59歳、女性86.35歳、だそうです。

この平均から見ても、男性は死ぬまでの5年間しか年金が受け取れない、、そんな悲しい状況で、この点から見ても年金財政は破綻しています。

この状況が変わるためには、単純に考えると入ってくる年金財源が増えるか、年金受給者が減るかのどちらかです。わかりやすく言うと、年金財政を支える労働人口が増えるか、もしくは受給者が想定より早く死んでくれるか、どちかしか考えられません。

うーん、どちらも可能性が低そうです。

そもそも、これからの日本は労働人口が減っていく運命にありますので、その人口を補うには移民の受け入れがあるかと思いますが、高齢者世代を含めた一定の層に根強い抵抗があると思いますので、労働人口減少はどうしても避けられないでしょう。

また、今の30代~50代も元気な人が多く、これから高齢になっても体も丈夫で働ける人は増えるでしょうから、高齢者は一定の割合で増えていくでしょう。

うーん、やっぱりどちらも可能性は無さそうだ。

ここまで整理して、年金は無いことで諦めがつきました。


では、私は高齢者になって何年間働けるのでしょうか?

普通の会社員ですから定年は60歳です。今の世間の流れでいうと、ここで年収を半分くらいに減らして65歳まで5年間再雇用ということになるのでしょうが、将来的にこの期間が70歳、75歳まで延びる可能性はあり得ます。

頑張って脳みそは維持したとして、体力はどうでしょうか?週5回のフルタイム勤務はだいぶキツくなってきているでしょう。
週3回くらいの勤務でできる仕事と言えば、責任の無いアルバイト的な業務か、経験を活かして若手のアドバイザー業務くらいしか無さそうです。年収は300万円程度が良いところでしょう。

ただ、そんな業務が可能なのも、体力的にせいぜい70歳くらいまでじゃないかと感じますので、今の私が75歳まで年金支給開始を延ばすのは難しいかもしれません。

やっぱり、75歳まで働ける、何か新しいビジネスを考えておかないと厳しい時代になりそうですね。定年のあるサラリーマンは貧乏高齢者に一直線、手に職のある専門家も人口が減って会社が少なくなれば仕事が少なくなるでしょうから、サラリーマンだけでなく、世の中の高齢者はみんな厳しくなり、貧乏高齢者が続出する!という時代になることは想像に難くありません。

もし世界が想定通りにならず、大逆転があるとするならば、、、
今の高齢者世代が寿命を迎えて死んでしまえば、日本人にも移民受け入れに寛容な世代が増えて、移民受入が進む可能性は残されているかもしれません。ま、早くて20年後ですかね。

いずれにせよ厳しい時代になりそうです。

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